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保守とリベラルについて、とある学者のインタビュー。

2021年10月27日FB投稿

保守とリベラルについて、とある学者のインタビュー。

保守主義を再定義する――起源から辿る「保守」の真髄
https://synodos.jp/opinion/politics/18454/

「設計主義」って言葉があるのか。もとの意味はこの文脈とはちょっと違うみたいだけど。

          • 引用-----

保守主義の歴史を振り返ると、最初はフランス革命を批判する勢力として生まれ、のちに社会主義に反発し、さらには大きな政府、いわゆるリベラリズムに対抗してきました。つまり、ある方向に突っ走ってしまう人たちに対して、「ちょっと待て」と歯止めをかける役割があったのです。

          • 引用-----

荻上 僕は、安倍さんは、社会をある思想から設計し直せば問題が解決するという、理性をものすごく過大評価する設計主義者にうつります。…それは実はバーク的な保守主義の思想とは異なっているということですよね。

宇野 そう思います。不思議なことに、かつての革命主義者たちが「我々の考えている革命のプランに従えば社会の問題がすべて解決する」と言っていたのと極めて似ていますよね。リベラルの声がどんどん小さくなっていく中で、敵を見失った保守主義がどんどん前のめりになっていき、結果としてひっくり返ってしまったのではないかと思います。

          • 引用-----

それでも、私は保守とリベラルが全く無意味ではないと思っています。保守はどちらかというと理念を共有する仲間を大切にする思想であり、リベラルは自分とは違う発想の人間とでも共生をはかっていきます。このあたりは、対立軸として意味があると思っています。